環境にやさしい真空包装を進化 小容量レギュラーコーヒー強化へ UCC上島珈琲

UCC上島珈琲は、1970年に日本で初めて製造した真空包装(VP)のレギュラーコーヒーを進化させた。

VPはコーヒーの大敵である酸素を透過しない包材を使用し、充填時に密閉して真空状態にする包装形態。UCCは、これに独自技術として挽き立ての香りを封じ込める「スーパーアロマ製法」を組み合わせて、一般的な袋製品と比較してコーヒー液体中の香気量を高めている。

発売50周年の節目を迎える今年、小容量レギュラーコーヒー強化策の一環として包材を進化させるなどして既存の「UCC 珈琲探究」シリーズに磨きをかけるとともに新シリーズ「UCC クラシック」を3月2日に発売する。

植田恵美氏(UCC上島珈琲)
植田恵美氏(UCC上島珈琲)

「UCC クラシック」シリーズについて植田恵美マーケティング本部ブランドマーケティング部嗜好品ブランドチームチームマネージャーは「長らくニュース性がなかったVPのカテゴリーに興味を持ってもらうべく、おいしいコーヒーを飲みたいニーズに応える。見慣れたUCCのロゴマークを使いながらもネーミングと中身を現代風にアレンジした」。

同シリーズは「オリジナルブレンド」(200g)と「リッチモカブレンド」(同)の2品をラインアップし、2品とも日本の喫茶文化最盛期のレシピをもとに開発され、SDGs対応としてはレインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒーを30%使用している。

レインフォレスト・アライアンス認証農園産珈琲は「UCC 珈琲探究」シリーズの「有機栽培珈琲」で100%使用されている。

「UCC クラシック」「UCC 珈琲探究」共通のSDGs対応としては、外装フィルムをダブルレイヤーからシングルレイヤーにすることで、パッケージに使用するプラスチックを約13%削減。また、外装フィルムの一部に再生プラスチックを使用することで資材製造段階のCO2排出量を約24%削減する。

フードロス削減に向けては、独自開発のWバリア層フィルムを使用して賞味期限を12か月から18か月に延長した。

「UCC 珈琲探究」シリーズは、包材の刷新に加えてパッケージデザインを改め新たにQRコードをあしらった。QRコードを通じて、UCC社員が現地で取材した写真や動画を見ることができ「コーヒーに関するストーリーも紹介しながら嗜好品としてのコーヒーを楽しんでもらえるようにした」。

同シリーズは「ブルーマウンテンブレンド」(200g)、「ハワイコナブレンド」(同)、「有機栽培珈琲」(220g)、「炭焼珈琲」(210g)の4品をラインアップしている。