“うまい苦み”のブラックコーヒー 「ワンダ」気分転換に特化した新商品 アサヒ飲料

アサヒ飲料は「ワンダ」ブランドから気分転換に特化したブラックコーヒー「X-BITTER ブラック」を3月10日に新発売する。

深煎りした高級コーヒー豆に加えてホップエキスを使用することで「後に残る嫌な苦みではなく、現代のお客さまの味覚にあった“うまい苦み”を追求した」(宮野款執行役員マーケティング一部長)。3日、都内でマーケティング戦略発表会が開催された。

働き方改革の推進により短時間での気分転換ニーズが高まると判断したことが開発の背景。「一般的なブラックコーヒーにも“気分の切り替え”の価値はあるが、働き方改革などの社会変化が起こる中で、それにふさわしいものとして大胆にエッジを効かせることで、ブラックコーヒーとはある程度棲み分けが図れると考えている」。

容量は245㎖でショート缶を採用して休憩時間に飲みきってもらうことを想定した。

ショート缶は185㎖が一般的だが、コストパフォーマンス重視の流れや300人を対象にした外部調査の結果「185㎖では足りないことが判明した」。

宮野款氏(アサヒ飲料)
宮野款氏(アサヒ飲料)

245㎖の容量はカフェチェーンのSサイズに相当することも商機ととらえている。希望小売価格は税別115円。ターゲットは30~50代の働く男性で自販機を中心に販売していく。大手コンビニにも導入される見通し。

コミュニケーションは、3月の発売時に商品認知を目的とした単独のTVCMを放映するほか、仕事中の気分転換ニーズと共感性のあるメディアでのデジタルコミュニケーションや首都圏のオフィスビル中心に3万人規模のサンプリング活動を展開する。

スマホやテレビでスポーツコンテンツが見られるDAZN(ダゾーン)の年間視聴無料パスやLINEポイント100ポイントが抽選で当たるキャンペーンも実施し、「仕事の最中だけでなく音楽ファン・スポーツファンなどにも広がるように2つ目の波、3つ目の波ということで年間通じてバックアップしていく」。