「2050年カレー」衝撃デビュー 代替肉使った近未来の食事体験 ヤマモリ

2050年、世界人口の爆発的増加や新興国・開発途上国の生活水準の向上により世界的な食糧危機が訪れたら…。

食品メーカーのヤマモリ(三重県桑名市、三林憲忠社長)がそんな近未来を想定し、代替肉を使った次世代の食事を体験できる「2050年カレー」を1月31日から発売した。ラインアップは、「ガーリックチリ」「ペッパーチリ」「麻辣」(各160g、希望小売価格税抜360円)の3アイテムで、いずれも激辛タイプのキーマカレー。

“2050年”“食糧危機”という設定、近未来映画のポスターをイメージしたパッケージ、突き抜けた辛味のある味わいと、商品コンセプトへのこだわりを徹底したため、構想から商品化まで約2年を要したという。

商品イメージと合わせ映画の予告編のようなPR動画を作成。YouTubeで公開しているほか、販売サイトや自社HPの商品情報ともリンクさせ、Webコンテンツとしても遊び心を持たせた。1981~1996年生まれのミレニアル世代をメーンターゲットに据える。

今回の商品開発の背景となったのは、冒頭にある通り近未来に起こるであろう人口爆発と、肉などの動物性たんぱく源が不足による世界的な食糧危機を想定してのもの。同社ではその打開策として、植物性の代替肉(大豆によるフェイクミート/ベジミート)を使った商品の開発に、この数年取り組んできた。

植物性の代替肉は、これまで肉が食べられないヴィーガンやベジタリアン向けとして認知されてきたが、近年欧米ではSDGsの広がりを背景に飢餓撲滅や資源保全の観点から持続可能な食材として注目を集めている。世界の代替肉市場は急拡大を続け、10年後には15兆円規模になるとまで言われているほどだ。

そうした中で「2050年カレー」は、食という身近な消費行動の中で、SDGsに関心を持つきっかけとなる商品として企画。「食糧危機を救う食材」「将来、主流になるかもしれないたんぱく源」として、大豆を使った代替肉のレトルトカレーで次世代型の食事体験を提供する。