ひかり味噌 容器を環境配慮型へ オーガニック製品6品で

ひかり味噌は、近年問題視されているプラスチックごみによる海洋汚染の課題解決に向けた取り組みを開始する。同社が得意とするオーガニックみそ5品とオーガニック即席みそ汁1品を環境配慮型パッケージにリニューアル。3月から順次切り替えを行い、全国のSMと海外市場で販売する。

同社は食品メーカーとして早くから自然環境に負荷をかけることのないサスティナブルの観点を取り入れ、みそ製造に従事してきた。その代表がオーガニックみそで、同分野のリーディングカンパニーとしてオーガニック製品から環境配慮型パッケージへの取り組みを開始する。

オーガニックみそ5品のプラスチック容器について、PET素材の一部にバイオマスプラスチックを使用した、植物由来の成分を15%含むバイオマスカップに変更する。バイオマスカップは、従来の石油由来のPET素材と同等の品質を有していることが確認されている。同社が採用したバイオマスプラスチックは、さとうきびを原料につくられている。

また、オーガニック即席みそ汁「有機そだちのおみそ汁」(6食)は外装パッケージについてプラスチックを約80%削減し、紙とプラスチックの複合素材に変更する。さらに、袋の形態をガゼット袋から合掌袋に変更し、外装袋の縮小を図り、梱包段ボールのサイズも約20%縮小する。

今後も環境配慮型パッケージの商品を拡充し、2030年までに石油由来の原材料の使用を軽減したパッケージの商品100%(自社ブランド)を目標に掲げ、取り組んでいく。

先日都内で開いた新商品発表会で、同社の林善博社長は「実際にはこれは結構なコストアップになる。ただ、有機みそという当社の戦略商品に真っ先に業界一番で実現することに価値があるということで、内部吸収をする」と説明した。

また、SDGsの取り組みについて、「当社としてカスタム化したSDGsに取り組む。特徴としては有機みそ、また有機食品にかなりフォーカスを当てている。2030年には輸出用も含めて5千tの有機みその出荷、販売を計画している。海外での伸び率を考えると、5千tは夢ではない」と述べた。