ブルドックとカゴメ 「禁断のコラボ」実現 ソース市場反転へ「日本の洋食」PRでタッグ

ブルドックソースとカゴメは2月から東日本エリアで、ブルドックソースのソースとカゴメのトマトケチャップで作る洋食メニューを提案する共同プロモーションに取り組む。「ニッポンの洋食を食べよう!」をテーマに、店頭、商品パッケージ、Web、SNSを通じ、節約・時短ニーズに対応して子どものカラダづくりを応援する「絶品洋食」を訴求。ソースメーカー2社の「禁断のコラボ」で、ソースとトマトケチャップの需要拡大を目指す。

両社は15日、都内で共同販促PR発表会を開催した。ブルドックソースの佐伯舞マーケティング部長、カゴメの西村晋介マーケティング本部食品企画部長らが出席、コラボレーション企画の背景や概要を明らかにした。

佐伯部長は「洋食」「2020年」「コラボ」の各視点から企画の背景を説明した。まず「日本の洋食文化はソースとケチャップにより定着したもの」「洋食は皆さまに愛されるメニューとして定着している」と強調。2020年については「日本の食文化への関心が高まる」「(西洋料理が独自の進化を遂げた)洋食が日本の料理であることを発信するチャンス」とした。

コラボに関しては、特にソースはエリア特性が高く、1社での全国プロモーションが難しい状況としたうえで、ソース市場の反転が共通課題になる中で、新しい使い方を提案して「使い切れない」といったソースに対する課題を解決するため、コラボ企画につながったとした。

西村部長は企画の概要を説明。春(2~4月)と秋(9~11月)に小中学生の子あり家族層をターゲットとして、煮込みハンバーグ、ハヤシライス、ビーフシチューを中心にメニューを提案することを明らかにした。

同部長は「デミ缶、ルウもあるが、それらを買わなくても常備調味料で作れることがポイント」と強調。1人前から作れること、うま味を感じられる反面、酸味や苦味を感じにくくなることもポイントとして挙げた。また、「お子さまの成長のためにもバランスの良い食事」「栄養面も訴求しながら活動していきたい」とした。

店頭については、両社の商品を掲載した販促ツールを活用。東日本エリア3千店舗での露出を目指す。ブルドックソースは1月から「ウスターソース」「中濃ソース」「とんかつソース」(300g、500g)のキャップシールで、カゴメは2~6月に「トマトケチャップ」(500g)のパッケージで洋食メニューを訴求。カゴメは日本洋食協会と連携した有名洋食店シェフやインフルエンサーの協力を得てSNSを活用した100万人PRを実施する。