人手不足解消に貢献する協働ロボット 月10万円台からレンタル可能 高島ロボットマーケティング

建材・産業資材の大手商社である高島(東京都千代田区)を中心とする高島グループは、いくつかの専門市場分野において深く事業に精通。省エネ、軽量化、省力化分野のソリューション提供に特化・集中していくことで専門機能を高め、サステナビリティ社会への転換に積極的に貢献する「サステナの先進商社」として日々進化している。

その一員である高島ロボットマーケティング(中才悦夫社長、TEL050-5433-8094)が、同グループの新規事業として18年から展開しているのが「協働ロボットレンタルサービス」だ。

今の国内製造現場は多品種少量生産に柔軟に対応する必要性が高まり、専用ラインでは対応しきれない現状を解決に導く強力なツールとなり得るのが協働ロボットであり、人手不足や高齢化といった慢性的な課題に応えるものであるとしている。

同サービスの最大の特長は、最短1日の短期間から、低コストで簡単に借りられることである。申込から実際に使うまでには、WEBがフルに活用できて便利だ。問い合わせをすれば、専任の担当者と相談してサイトで会員登録ができる。同社による取引可否の審査後、承認されて支払いを済ませばロボットが届く。1回会員登録を済ませれば、2回目以降はWEBで申し込むだけで使える。

購入すれば300万円以上かかるロボットが、レンタルなら1か月あたり10万円台からの利用ができる。税金や保険も不要で、必要な期間だけ安価に利用できるので大いに活用すべきである。

現在、取り扱っているのはユニバーサルロボット(今後は他のメーカの協働ロボットも扱う予定)で、その各種ノウハウを構築。専用の周辺機器も豊富にラインアップしている。同ロボットは操作が簡単で導入しやすく、人の手で行っている作業を簡単に自動化できる協働ロボットである。

ただ、中小企業ではロボットを初めて使うというケースが多く、レンタルであっても使うのは不安という声が上がる。これに対応し、同社はシステムインテグレーターと協力して、技術的なサポート体制を充実。必要に応じて外部システムインテグレーターとも連携するので安心して使うことができる。

また、より手軽に使えるよう、アプリケーションごとにロボットと周辺機器、ソフトウェアをまとめてパッケージ化したものをレンタルするサービスも開発中である。

中才社長は今後の展開について、「多品種少量生産の時代になり、企業が専用の自動機を設置しにくい時代になっている。だからといって人を雇うのも大変で、特に中小企業は困難に直面している。これからは短期で人を雇うのではなく、繁忙期など必要な時に協働ロボットを使うことでその波を吸収する。当社のレンタルサービスが、労働力が欲しい企業と労働力をつなぐハブとなっていきたい」と語っている。