「ジョージア」東京2020オリンピック活用 豊かなミルクの味わいの新PETコーヒーも コカ・コーラシステム

コカ・コーラシステムは「ジョージア」ブランドで東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020)公式パートナーの資産を活用するとともに拡大するペットボトル(PET)コーヒー市場で新商品を投入する。

東京2020の活用は、「ジョージア」のトレードマークを強調するワンブランド戦略の一環。

従来は「エメラルドマウンテンブレンド」や「ヨーロピアン」といったサブブランドごとにキャンペーンやTVCMなどを展開していたが、ブランド全体でサブブランドの垣根を越えた幅広い層にアピールすべく18年春からこれを改め、ワンブランド戦略と称して「ジョージア」ブランドの傘のもとで統合したコミュニケーションを行っている。ワンブランド戦略とPETコーヒー「ジョージア ジャパンクラフトマン」の好調によって「ジョージア」の販売金額シェアは昨年1―11月で1.1ポイント拡大した。

福江晋二氏(日本コカ・コーラ)
福江晋二氏(日本コカ・コーラ)

6日、都内で戦略発表した日本コカ・コーラの福江晋二マーケティング本部コーヒーカテゴリーバイスプレジデントは、ワンブランド戦略について「19年はさらに進化させて中高年男性だけではなく、若い人や主婦にも飲んでもらえる総合コーヒーブランドであることを強く訴えた結果、『ジョージア』ブランドの好意度と認知度は上昇傾向にあり、これも一つの成功要因だと思っている」と語った。

もう一つの成功要因である「ジャパンクラフトマン」は昨年、22か月連続で売上げを伸ばし1―11月の金額ベースは前年同期比3倍となった。

これについては「『ジャパンクラフトマン』のコア製品である『ブラック』『カフェラテ』に続いて昨年6月に発売した『微糖』がコールド・ホットともに受け入れられてうまくいっている」と説明した。

新CMに出演する広瀬アリスさん㊧と山田孝之さん(ジョージア)
新CMに出演する広瀬アリスさん㊧と山田孝之さん(ジョージア)

今年もワンブランド戦略とPETコーヒーを柱にしていく。ワンブランド戦略は「東京2020の強いアセット(資産)を最大限活用していく。働き方改革で働き方自体が多様化している時代に寄り添い、より広く働く人を応援するブランドでありたいというメッセージをTVCM・デジタル施策・店頭・製品のあらゆるタッチポイントで伝えていく」。

この考えの下、13日から放映している新TVCM「TOKYO2020宣言」篇では俳優の山田孝之さんと広瀬アリスさんを起用、東京2020の舞台裏で働く人たちを応援。商品面では東京2020をテーマに「ジョージア オリンピックマーク入りデザイン缶」を13日に発売した。

デザイン缶は「エメラルドマウンテンブレンド」「グラン微糖」「ディープブラック」の既存品と新商品の「ファイブ」の4品で展開。缶の表面にはオリンピックエンブレムをデザイン。裏面は当面、キャンペーンコピーを全面にあしらったものを販売し、3月以降に東京2020を支える職業を裏面に描いた「職業紹介デザイン」に差し替えていく。「職業紹介デザイン」は合計で24種類用意している。

「ジョージア オリンピックマーク入りデザイン缶」4品。右手前がオリンピックイヤー限定の「ジョージア ファイブ」
「ジョージア オリンピックマーク入りデザイン缶」4品。右手前がオリンピックイヤー限定の「ジョージア ファイブ」
「ジョージア オリンピックマーク入りデザイン缶」4品の裏面に記載される「職業紹介デザイン」の一例
「ジョージア オリンピックマーク入りデザイン缶」4品の裏面に記載される「職業紹介デザイン」の一例