ケンミン食品「焼ビーフン」 全米皮切りに海外展開 2030年に1千500万食目指す

ケンミン食品は看板商品の「ケンミン焼ビーフン」を、1月1日から全米で販売した。国内で人気の味わいや利便性の高さはそのままに、調味料の素材の一部を海外仕様に変更。拡大するグルテン市場での定着・拡大を目指す。全米に続いてドバイにも出荷する計画で、初年度に100万食、以降は販路を広げて2030年には現在の国内販売量と同等の1千500万食に拡販する。

「ケンミン焼ビーフン」は、世界で唯一の味付き即席焼ビーフン。麺の茹で戻し不要、調味料不要で、フライパンに野菜と肉を炒め合わせる利便性の高さが特徴だ。

今回発売する海外仕様「KENMIN Yaki Be―fun」は、味付けに使用する鶏や豚などの畜肉系調味料を魚介類に代替して、米国FDAに対応した輸出可能品に変更。また小麦粉不使用の醤油を使い、米粉麺のビーフンを含むすべてをオールグルテンフリーに徹底することで、小麦アレルギー患者やグルテンフリーに関心のある人へ対応した。米国グルテンフリー認証団体の認証も取得済み。同社のタイ工場から輸出する。内容量65g、賞味期限・常温14か月、希望小売価格3.00USドル。

米国のビーフン市場は日本国内の約3倍の規模があるほか、セリアック病患者向けや健康志向の高まりで年々グルテンフリー市場が拡大する。米国で販売されているビーフンのほとんどは、アジアから輸出されている乾麺タイプであり、茹で戻しや味付けする必要がある。ケンミン食品では日本の技術と品質を結集した同商品を「世界一手軽に美味しく料理できるビーフン商品」として世界販売の要として育てていく考えだ。