味の素 トレセンに3番目の命名権 水泳・瀬戸選手「勝ち飯はパワーの源」

味の素社は、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)と「味の素ナショナルトレーニングセンター屋内トレーニングセンター・イースト」のネーミングライツ(命名権)について合意し、17日に同センターで契約共同記者会見を行った。契約期間は今年12月1日から2025年3月31日まで。契約金額は1億3千500万円。ネーミングライツは、既存の「味の素ナショナルトレーニングセンター」「味の素フィールド西が丘」に新たに加わる。今回の取得により、オリンピック、パラリンピックへの支援活動をさらに推進する。

ナショナルトレーニングセンター・イースト(東京都北区西が丘)は、オリンピック、パラリンピックの共同利用による機能強化を図るための文部科学省およびスポーツ庁が設立した施設で、今年6月に完成した。トレーニング場やアーチェリー、水泳、卓球、射撃、フェンシング、共用体育館4面(車椅子バスケ、シッティングバレーボール、チェアラグビー等)・宿泊施設、食堂、研修室、見学コースなどで構成され、建屋面積は約3万㎡。

記者会見には大東和美日本スポーツ振興センター理事長、西井孝明味の素社長、勝田隆ハイパフォーマンススポーツセンター長、倉島薫味の素専務執行役員、山下泰裕日本オリンピック委員会会長、鳥原光憲日本障がい者スポーツ協会会長が出席。

トップアスリートに提供されるパワーボール(勝ち飯)
トップアスリートに提供されるパワーボール(勝ち飯)

トークセッションでは水泳の瀬戸大也選手、渡辺一平選手、坂井聖人選手、東京2020パラリンピック男子走幅跳出場が内定した山本篤選手が、オリ・パラに向けた意気込みを示し、瀬戸選手は「競技の場で『勝ち飯』のパワーボール(ダシ入りおにぎり)は消化にもよく、パワーの源になっている。リオ五輪では悔しい思いをしたので、東京五輪に向けていいパフォーマンスがだせるよう、いい準備をした」など抱負を語った。

大東理事長の話

味の素の食の知見とJSCの知見を融合しスポーツ振興に取り組む。日本選手の世界での活躍は目覚ましいが、JSCも味の素と連携し、選手とともにさらに成長できるよう全力で取り組む。

西井社長の話

2003年から日本選手団の強化支援事業「ビクトリープロジェクト」に取り組み、トップアスリートに対して製品提供や「勝ち飯」などの栄養サポート活動を行っている。トップアスリートはトレーニングだけでなく食や休息でも勝つための努力をしている。試合や厳しいトレーニングの合間に「勝ち飯」を食べることで、体重が減ったり体調を壊すことなどがなくなったとも聞いている。オリ・パラに向けて食を通じた縁の下の力持ちとしてサポートしたい。