“乳酸菌黒酢”Wの健康効果訴求 インフル流行・受験シーズン迎えヤマモリ

ヤマモリの飲用酢「乳酸菌黒酢」(500㎖)シリーズは、冬場に新たな販売の山を作った。同シリーズは、1杯(33㎖、3倍希釈時100㎖)当たり100億個のシールド乳酸菌®M-1を配合したもの。従来の飲みやすさに加え、“乳酸菌×黒酢”のダブルの健康効果で17年の発売以降、新規ファン層を開拓。自身だけでなく、家族の健康を維持したい子育て世代の女性を中心に支持を集めている。インフルエンザの流行期を迎えるこの時期は、風邪予防、受験などの理由で身体の「免疫力」が気になるユーザーの引きが強まることから、改めて同シリーズを訴求していく。

同社では04年から飲用酢の販売に着手、「ダイエット黒酢ドリンク」の名称で展開してきた。17年春に「ヨーグルト味」を投入したところ、黒酢と乳酸菌という健康食品素材のダブル訴求が受けて大ヒットとなった。

同夏には第2弾の「ブルーベリーヨーグルト味」を発売。翌18年春には同2品を「乳酸菌黒酢」と改称し、カテゴリーを支える新たな柱としてシリーズ展開に乗り出し、ラインアップの拡充を進めてきた。

現在、先述の2品に加え、「愛媛いよかん味」と「ヨーグルト味 糖質&カロリーハーフ」、今秋冬向けに投入した「いちごヨーグルト味」の5アイテムを取り揃える。

商品特徴の一つであるシールド乳酸菌®M-1は、森永乳業が業務用に展開する健康食品素材で、「免疫力を高める」「インフルエンザ感染の症状が軽減される」などの効果が期待されることから、冬場の需要開拓に貢献。また、飲用酢のユーザーは高年齢層が多いが、「乳酸菌黒酢」シリーズは20~30代の新規客開拓にも寄与した。

飲用酢カテゴリーの売上げは、18年3月期が前年比2.5倍超、19年3月期も2ケタ超えを記録。競合商品の登場で現在は若干配荷を落としているものの、定番採用されている棚では堅調に回転しているとのことだ。

一方、今春には同社飲用酢カテゴリーで初の機能性表示食品となる「GABAでリラックスりんご酢」(360㎖瓶、600円)も発売した。

「GABA」は、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能が報告されている健康素材。同商品には、1日摂取目安量50㎖(3倍希釈時150㎖)当たり28㎎の「GABA」を配合している。

仕事や家事、育児などストレスを感じる割合が高い30~50代女性をターゲットに据えるが、受験シーズンに合わせた需要も掘り起こせそうだ。