加藤産業 マレーシア最大級の卸に 売上規模は500億円

加藤産業は12日、マレーシアの卸売企業、Merison(M) Sdn.Bhd(以下Merison)の株式を取得すると発表した。

現在、同社の子会社Lein Hing Holdings Sdn.Bhdが、首都クアラルンプールを中心にマレーシア北部で事業を展開。今回、中南部を拠点とするMerisonと組むことで、ドライグロサリー(食品・雑貨)の分野において同国最大級の卸売グループとなる。同社は隣接するシンガポールでも事業を行っており、グループとしてのシナジー効果も期待できる。

Merisonは日用雑貨と加工食品を扱う卸売業で1982年設立。資本金は200万リンギット、18年度の売上高は3億9千万リンギット(1リンギット=
約26・5円)。

加藤和弥社長は「(エリアが)補完関係にあり、サプライヤーもいくつか共通しているため親和性が高い。マレーシアは平均年齢が30歳を切っており、今後、安定的な経済成長が見込まれる」と話している。

同社はマレーシアのほか、シンガポール、ベトナム、中国で事業を行っている。前期の海外グループ会社の売上合計は474億円で、このうちマレーシアが376億円を占める。今回の株式取得により、同国だけで500億円が見えてきた。