のどのケアに「酢」の新機軸 タマノイ酢「まるでのどあめ」 販路開拓へ期待

タマノイ酢はのどケア市場に飲用酢の新商品「まるでのどあめ125㎖BP」で参入する。これまでのどケア対策は食品ではのど飴が独占する形だったが、水分補給と爽快感が同時に得られる飲用酢で新市場を開拓する。21年3月期の販売目標は5億円。

大気が乾燥する秋冬には7割以上の人がのどの乾燥を気にしており、マスクやスプレーなどでのどのケアを行う人が増えている。また、のど飴でケアしたいと考える消費者のニーズも拡大している。のど飴市場は年々拡大を続けていて18年度は前年比3.9%伸長した。現在ではハードキャンディーの約半数近くがのど飴となっており、医薬品メーカーなど異業種からの参入も相次いでいる。

商品開発を担当した企画開発課の近藤薫チームリーダーは「のどのケアには乾燥が大敵。何個ものど飴を舐めるとのどが渇くし、カロリーも気になる。歌手や声優、アナウンサーなど声の仕事の人の中でのど飴を水に溶かして飲むことがはやっていた」と説明。これをヒントに「まるでのどあめ」が誕生することになった。

のど飴を水に溶かして飲むのは、水分補給が同時にでき便利だが、衛生上の課題がありのど飴メーカーも推奨していない。「まるでのどあめ」は、リンゴ酢5㎖をはじめ、かりんエキスや蜂蜜、ビタミンCを配合している。

西辻耕治営業部長は、「CVSやSMにもっていったところ好感触で『はちみつ黒酢ダイエット』以来の手ごたえを感じている。高速サービスエリアやカラオケ店、映画館など新販路も開拓したい」と期待している。