廃棄物ゼロ社会へ全国で清掃活動 千葉県の海岸ではトップらも参加 コカ・コーラ

日本コカ・コーラとコカ・コーラボトラーズジャパンは18日、「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現に向けた活動の一環として千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸で清掃活動を実施した。

日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長とコカ・コーラ ボトラーズジャパンのカリン・ドラガン社長を含む約250人の両社の社員が参加し、1㎞にわたり海岸清掃をしながら2tトラック1台分のごみの収集と分別を行った。馬淵昌也一宮町長も参加した。

挨拶では両社長とも台風被災者にお見舞いの言葉を寄せた。その上で、ガルドゥニョ社長は「我々は『容器の2030年ビジョン』の目標達成に向けてバリューチェーンのあらゆる場面で行動を起こさなくてはならない。本日の活動が当社社員にとってもインスピレーションとなり、『World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)』の理念に触れる貴重な機会になることを願っている」と語った。

釣ヶ崎海岸では約250人が参加(コカ・コーラ ボトラーズジャパン)
釣ヶ崎海岸では約250人が参加(コカ・コーラ ボトラーズジャパン)

コカ・コーラ ボトラーズジャパンはこの日、釣ヶ崎海岸を含む全国9か所で清掃活動を実施した。

ドラガン社長は「総勢約750人の社員らが参加すると聞いている。こうした活動は我々が日ごろビジネスを展開し、お世話になっている地域の皆さまに恩返しをしたいという強い意志の表れ」と述べた。

東京では、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの71人の社員が3班に分かれて渋谷エリア周辺で清掃活動を実施した。

日本のコカ・コーラシステムは、ザ コカ・コーラ カンパニー(米国本社)が発表した「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現を目指すグローバルプランに基づき、18年1月に「容器の2030年ビジョン」を公表した。

渋谷エリアの清掃活動。佐藤一仁東京営業本部長(手前)ら約70人が参加
渋谷エリアの清掃活動。佐藤一仁東京営業本部長(手前)ら約70人が参加

19年7月には、新たな環境目標を策定し、「設計」「回収」「パートナー」の3つの活動を柱として容器の循環利用を推進している。

日本コカ・コーラはこれに先立ち5月に、日本国内におけるプラスチック資源の適切な回収と循環利用の促進への貢献を目的として公益財団法人日本財団と共同で陸域から河川へ流出した廃棄物を調査することを発表した。

6月にはセブン&アイ・ホールディングスとの共同企画商品「一(はじめ)緑茶 一日一本」のリニューアルを発表。同商品は、PETボトルの原材料として、セブン&アイグループの店頭で回収された使用済みペットボトルをリサイクルした「完全循環型PETボトル」を採用している。

一方、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは今年8月にESG(環境・社会・ガバナンス)関連の取り組みと社会との共創価値(CSV)の実現を目指すものとして「CSV目標」を策定し、5年間の戦略的事業計画を発表。その中には社員のボランティア参加目標なども盛り込んでいる。

渋谷では3班に分かれて活動し駅前に集結。分別は本社で行った
渋谷では3班に分かれて活動し駅前に集結。分別は本社で行った