コーヒー生産国の違いがわかるギフト 〈グランデージ〉が贈る4カ国に出会う旅 味の素AGF

――アーモンドのような香りのブラジル豆100%
――ベリーのような甘い香りのエチオピア豆100%
――フローラルな香りのグアテマラ豆100%
――ビターチョコレートのような風味のタンザニア豆100%

味の素AGF社は歳暮ギフトとして、単一生産国のコーヒー豆を使用し、土地や環境の違いから生まれるコーヒー豆本来のおいしさと、産地ごとの個性豊かな味わいが楽しめるドリップコーヒーギフトを発売開始した。

開発に携わった酒井詠子リテールビジネス部ギフト開発グループ主任は「最大の特徴は4つの国の生産国の単一コーヒー豆を使用している点。シングルオリジンは風味のコントロールが難しいが、味の素グループと当社の開発研究所が連携してロットを選定し、各品種に合った焙煎度を指定して商品化に漕ぎつけた」と語る。

酒井詠子主任(味の素AGF)
酒井詠子主任(味の素AGF)

製品名は「AGF〈グランデージ〉ドリップコーヒーギフト」。

AGFが1982年から2009年までプレミアムコーヒーブランドとして展開していた〈グランデージ〉ブランドを蘇らせスーパープレミアムコーヒーブランドとして育成していく。

「〈グランデージ〉は大いなる時代を意味するグランド・エイジの造語で過去は三國連太郎さんのTVCMで重厚な一杯を訴求していた。今回はプレミアムでありながら時代にあわせてシングルオリジンを打ち出し若い世代もターゲットにした」。

パッケージは高級感を打ち出す狙いから黒を基調とし、あえてコーヒーのシズルは入れずに単一生産国ごとに国の形をデザインして鮮やかな色彩でフレーバーを表現している。

中央には赤道をイメージした赤いラインをあしらい、化粧箱にアソートされると赤道で結ばれるようになっている。

価格帯は、トライアル用で手土産需要に最適な1千円のものから1千500円、2千円、3千円、5千円と豊富に取り揃える。

この中でブラジル豆・エチオピア豆・グアテマラ豆・タンザニア豆の4か国をすべて詰め合わせて産地ごとの違いがフルに楽しめるのが3千円と5千円のギフトで、この2品にはもらい手に各生産国の特徴と味わいの違いをより理解してもらうためのリーフレットを同封している。
4か国のアソート品の中で、AGFが初めてコーヒーの栽培から開発に携わったのがブラジル豆となる。

AGFは17年にブラジル・バウ農園と契約し同農園の専用エリアでコーヒーを委託栽培。ブラジル豆はすべて専用エリアで収穫された豆を使用しており、商品名は正確には「ブラジル豆100%―バウ農園―」となる。

バウ農園オーナーのフクダトミオ氏は、かつて勤務した日本企業で学んだ改善と5S(管理・整頓・清掃・清潔・しつけ)に基づいて日々品質改善と増産に取り組み、液肥にブラジル味の素社が提供する「AJIFOLアミノガード」を使用している。

「『AJIFOL』を使い有機的な生産を行っている点では事業活動を通じて社会価値を創出するAGF―SV(シェアードバリュー)の取り組みでもある。当社および味の素グループでも肥料・農園・製品・消費者のサイクルが回ったのは初めてに近い事例」と述べる。

「AJIFOL」の効果については「品質が良くなったことに加えて、サビ病にも強くなり収穫量が2年前から徐々に上がっていった」と説明する。

4か国の豆の違いやブラジル・バウ農園の取り組みを訴求すべく、歳暮ギフトのハイシーズンに向けて、専用サイトを開設するほか11月中旬から12月にかけてBSでTVCMを放映している。