キャッスレス決済の効果

C&C店舗も運営しているある業務用卸は、今年8月から店舗でQRコード決済を導入した。初月の決済額は30万円にも満たなかったが翌月は数百万円、10月には1千万円を超える利用があったという。消費増税後に開始された還元事業の影響が利用を促進したと考えられる。

▼C&Cは一般消費者も利用するが、金額から見て小口の飲食業者がQRコード決済を利用していると考えられる。売上げ拡大効果に加え両替効果の手数料削減といった効果もあった。その卸では本社卸部門での集金業務にもQRコード決済の活用を検討しているという。

▼銀行口座維持手数料の導入が話題となっているが、決済機能や両替手数料といったこれまで銀行が行うものとされていた機能が技術の進歩により必ずしも必要となくなったり、銀行以外で行うことの方が当たり前になったりしている。

▼凡人は想像もしなかった時代になったと驚嘆するばかりだが、ビル・ゲイツはウインドウズ95が発売される以前の1994年に既に「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」と発言している。