から揚げ専用「ストロングゼロ」登場 拡大するレモン風味市場

サントリースピリッツは12日にRTD(缶チューハイ)「―196℃ストロングゼロ〈トリプルレモン〉」を、26日には「―196℃ストロングゼロ〈から揚げ専用塩レモン〉」を全国で期間限定発売する。

今年も2年連続で二ケタ伸長が見込まれるRTD市場(同社推定)は高アルコールが牽引。フレーバー別ではレモンの構成比が3割強と最大勢力で、レモンRTD市場は20%程度の伸長とされる。その要因として同社では

①甘くない嗜好が加速
②食中酒への浸透
③外飲みでの飲用経験増

――を挙げる。

今年の同社は「ビール類併飲の拡大」「外飲み層の併飲拡大」を戦略の2本柱に据えており、レモンフレーバーも多様に展開。「こだわり酒場のレモンサワー」は好調に推移し、9月には今年の販売計画を上方修正している。

「―196℃ストロングゼロ」ブランドも好調で、今年も12年連続過去最高売上げを更新する見込みだ。同ブランド内でもレモンは最大派閥で39%を占めており、また食中酒としての支持も高く、「レモン」と「食」をキーワードに展開を進める。

9月には「同 〈ダブルレモン 〉」「同 〈ビターレモン 〉」「同 〈瞬感レモン 〉」を刷新。レモンまるごとの浸漬酒量を10%増量してレモン感を向上させた。

同ブランドの食の象徴はから揚げだといい、「日本人はから揚げが好き。広く分かりやすく、が大事だ」として、から揚げ専用の新商品投入に至った。

強いレモン感に加え、後口がさっぱりする塩レモン味とし、柑橘ポリフェノールを配合することで後キレの良い味わいとした。流通バイヤーからは「惣菜とのクロス展開で大きく盛り上げよう」といった声が上がっているといい、今後の展開に期待が持てる商品だ。