水の大切さを啓発 「三ツ矢サイダー」の出前授業 アサヒ飲料

「世界76億人の約4人に1人は安全な水を安心して飲むことができない」――。

小学校で水の大切さをこう訴えるのは出前授業で講師役を務めるアサヒ飲料の正重高志コーポレートコミュニケーション部CSV推進グループ統括課長。

アサヒ飲料は水の大切さと地球環境保全に取り組むことの大切さを伝えることを目的に小学校4~6年生を対象にした出前授業「三ツ矢サイダー水の未来と環境教室~こどもSDGsスクール~」を開催している。

18年にプログラム内容を一新し、社員自らが講師、アシスタント講師として小学校を訪問する形式へと進化させた。

18年は30校・1798人を対象に実施。今年は年間31校の訪問を予定している。

冒頭の一文は10月31日、東京都江東区立第六砂町小学校の6年生44人に向けて行われた授業のひとコマ。

アサヒ飲料の正重高志統括課長による授業
アサヒ飲料の正重高志統括課長による授業

授業はSDGsの視点をベースに「三ツ矢サイダー」のブランド価値を織り交ぜた内容で進行。講師のよる説明を皮切りに実験、グループワークの順に進行し、最後に「三ツ矢サイダー」で乾杯する。

SDGsは、持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットで構成され、授業では6番目のゴール「安全な水とトイレを世界中に」を軸足に置いている。

地球上の水の97.5%は海水で、生活に使える水である淡水は2.5%。貴重な生活水を日本では普段どれだけの量が当たり前のように使われているかを「三ツ矢サイダー」の500㎖PETの本数に換算して説明した。

授業ではトイレが1回当たり6ℓ(500㎖PET換算12本分)、シャワーが1分当たり9ℓ(同18本分)、浴槽が150ℓ(同300本分)であることを示した。

実験は水の循環を伝えることを目的に、軟水・硬水の違いと雨水が地中で磨かれるろ過の仕組みを理解してもらう内容で「三ツ矢サイダー」が掲げる3つの約束のひとつとなる“磨かれた水を使う”にも結びつけている。

パックテストの様子(三ツ矢サイダー水の未来と環境教室~こどもSDGsスクール~ 江東区立第六砂町小学校)
パックテストの様子(三ツ矢サイダー水の未来と環境教室~こどもSDGsスクール~ 江東区立第六砂町小学校)

硬水と軟水の違いの実験では、実際に飲み比べてもらった上にパックテストで硬度を測定。それぞれ検出された紫色の濃淡で1ℓ中の水に溶けているミネラルの量が分かるようになっている。

ろ過実験ではオレンジジュースをあみ目(ろ過する道具)に流してオレンジの粒をこし取ってもらうことで理解促進を図った。

最後に、地球環境保全にどんなことができるかを班ごとに考えて発表してもらうグループワークも行われた。