台風直撃、首都圏外食9月はマイナスに 増税で節約志向、単価割れも

9月の外食実施率は過去最高だったが、外食市場規模は2か月連続で前年割れとなった。特に、台風が直撃した首都圏では、外食実施率・頻度・単価が揃って前年割れとなり、市場規模は大幅なマイナス。リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、このほど発表した9月の外食市場調査で明らかになった。

9月の外食市場規模は、3圏域(首都圏、関西、東海)合計で3千169億円、前年同月比はマイナス76億円で、2か月連続して前年を下回った。外食実施率は2013年の調査開始以来、9月としては過去最高だったが、外食頻度と単価が前年割れし、外食市場規模も前年比で縮小した。

特に首都圏では外食実施率・頻度・単価ともに前年割れだった。9月は前年に比べて土曜が1日少ないカレンダーであったことに加え、首都圏には台風15号が直撃し、市場規模の大幅な前年比マイナスを招いた。逆に、前年9月に台風21号が直撃した関西圏では、外食実施率が前年比で大きく回復した。また、9月は消費税増税の直前月だったことから、節約志向が働いて外食単価が前年割れした可能性もある。

業態別では「和食料理店」や「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」等で市場規模が前年割れし、前年比プラスの業態は主要16業態中では5業態にとどまった。