にわかファンも熱狂、いよいよ終幕へ

1か月半の長丁場で繰り広げられてきたラグビーW杯も明日、南アフリカとイングランドの決勝戦を迎える。日本チームの活躍もあり野球やサッカーよりも面白いじゃないかと思い始め、ラグビーの熱烈なにわかファンになってしまった。

▼昔は、ボールを前にパスしてはいけないことに違和感を覚え馴染めなかったが、自分たちの体を使って相手スペースに攻め込んでいくことこそがラグビーの真髄なのだと理解した。蹴りやパンチこそ使わないが、肉弾戦そのものだ。

▼リーグ戦ではパスやキックの正確さ、相手がスペースを空けざるを得ない攻撃を繰り返しスキを突いて俊足の選手がゴールに飛び込むなど日本ラグビーの質や戦術の高さに驚いた。浅薄なにわかファンのため、決勝戦まで行けるのではと期待も膨らんだ。

▼ところが南アフリカ戦では、モールで50mも押し込まれるなど格の違いを見せつけられる。試合後のインタビューを聞くと、誰よりも選手たち自身がそのことを知っていたようだ。モンゴルから来る少年たちは、相撲部屋ではなく高校や大学のラグビー部に行ってほしい。