伊藤忠食品 大阪で西日本商談会 業務用や地産品を提案

伊藤忠食品西日本営業本部は24日、大阪市の太閤園で「第3回西日本秋季商談会」を開いた。メーカー105社(業務用30社、市販用34社、地域産品33社、ヘルス&ビューティー8社)が出展、得意先約200社が来場した。

今回は主に業務用の得意先を中心に招いた。カゴメは動物性原料を配合しない野菜だしを、大豆ミートを使ったパスタソースとともに紹介。ヴィーガン、ベジタリアン向けに提案する。「鶏肉や豚肉料理に使っても、天然のだしを使用と訴求できる」と説明していた。

日清オイリオグループは濃口の調合ごま油を提案。ごま油の割合は6割だが、コクのある大豆油と組み合わせることで濃厚な香りと旨みに仕上げた。「コストを抑えながら、100%のごま油に近い香りが出せる」と強調する。

全社的に注力する地域産品のコーナーにも、特徴的な商品が多く並んだ。液体燻製の特許を持つリオ(千葉県)。オリーブオイルや醤油のほか、パッケージがそのまま容器になるピクルスの素などを製造する。いずれも有機の燻製商品。「香りでおいしさを訴求していきたい」と市川正秀代表。

兵庫県の寺尾製粉所は地元、福崎町産のもち麦を使った商材を集めた。精麦だけでなく、麦茶やパンケーキミックスなどを商品化する。寺尾知恭専務は「地元産品を加工し、広くアピールしていきたい」と意気込む。

伊藤忠食品のブランド『からだスイッチ』のコーナーでは「プロテイン・ショット」を勧めた。「粉末やゼリーなどプロテイン関連の商品はいろいろ出ているが、味と量で飲みやすく仕上げている」という。

このほか、液体凍結機「凍眠」や動画メディア「デリッシュキッチン」のコーナーを設け、昨今提携した企業との取り組みを実演とともに紹介した。