日本酒で洋食とのマリアージュ提案 インバウンド獲得へ軽量な小瓶も 国分G本社

国分グループ本社は恒例となった秋の地酒蔵元会展示・唎酒会を9日に東京都内で開いた。全国の蔵元の商品を取り揃え、また洋食や菓子とのマリアージュといった意欲的な企画展示も行った。

今回の出店蔵元は51社、酒器メーカー1社、食品メーカー1社。来期から加盟予定の新規蔵元1社も含まれる。会は2部構成で、第一部は社内・得意先向け、第二部は一般消費者向け。

日本酒市場は厳しい様相だが直近では持ち直す傾向もみられるといい「急激に上昇することはないだろうが、底を打って欲しいところ」(東野聡執行役員MD統括部長兼商品二部長)と話し、またこの会については「これだけの蔵元が集まり、差し向かいでしっかりとやる会は少ないのでは」と胸を張る。

企画展示は4種を用意。「洋食×日本酒 マリアージュ」では、洋食の半分以上がソースをベースにしていることからソースとの相性を追求。九州大学とアンリツ社が開発した味覚センサーを使って味を分析し、4つのソースを使った料理と日本酒のマリアージュを数値化した。

旅行者にとって重さは負担であること、国内市場では上質小容量品が伸長していることから、来年の東京五輪に向けてインバウンド消費を促すため、300㎖などの小容量品の提案を強化するといい、商品も揃えた。

アンケート調査の結果、多くの女性が菓子と日本酒のマリアージュに興味を持つことが分かったといい、売れている菓子トップ10と日本酒とのマッチングも提案。蔵元の意見をもとに、10品の菓子と合う日本酒を展示した。

また、お燗が苦手な女性に向けて、燗酒の提案も行い、各蔵元の女性社員からのお勧め動画も上映した。