スチール缶、リサイクル率92%に 8年連続で9割達成

スチール缶リサイクル協会(理事長:中村真一日本製鉄代表取締役副社長)はこのほど「スチール缶リサイクル年次レポート2019」を公表した。それによると18年度のスチール缶リサイクル率は92%となり、2020年度を目標年度とする自主行動計画2020(第3次自主行動計画)のリサイクル数値目標である90%以上を達成した。

また、18年度のスチール缶リデュース率は1缶当たり7.29%(2.78g/缶)の軽量化を実現。17年度実績(7.83%、2.78g/缶)と比較し、初めて前年比マイナスとなった。

スチール缶のリサイクルは、飲料用スチール缶をはじめとした分別・再資源化が社会に浸透し、95%以上の自治体で分別収集の対象となっている。スチール缶スクラップはティンフリー・スチール化の進展等により高品質のスクラップとして高い評価を得て全国の鉄鋼メーカーで安定的に使用され、国内で発生するスチール缶スクラップは国内で製鉄原料として再資源化されており、国内での資源循環システムが確立している。

なお、スチール缶のリデュース率(軽量化)が18年度マイナスとなったのは缶型構成比の変化による影響が大きいと分析。引き続き、自主行動計画で掲げる2020年度を目標年度として、04年度実績比8%軽量化の達成に向けて取り組む方針を示した。