機能性表示のノンアル飲料 熟成ホップ由来成分で脂肪低減 キリンビール

キリンビールは15日、史上初となる「熟成ホップ由来苦味酸」を使用したノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリン カラダFREE(キリン カラダフリー)」を発売した。「キリン カラダFREE」は、熟成ホップ由来苦味酸を関与成分として初めて販売した機能性表示食品。「お腹のまわりの脂肪を減らす」というヘルスクレームを表示している。

キリンでは10年以上かけて開発した熟成ホップエキスの成分に「苦味が抑えられ、体脂肪低減効果がある」ことを確認。さらに新たに開発した加熱熟成技術により、従来の熟成期間の100分の1という短期間で熟成ホップエキスを抽出する量産化にも成功した。

同社では「キリン カラダFREE」を12週間飲み続けることで、内臓脂肪や皮下脂肪の減少を確認。ビール類に比べまだ飲用者は少ないながらもポテンシャルのある市場で、推定5千700万人の成人が気にしている「お腹まわりの脂肪」の低減を訴えかける。350㎖缶・オープン価格で約3千500ケースの販売を予定している。

9日に開かれた完成披露発表会では、九州大学大学院の小川佳宏教授がお腹まわりの脂肪が生活習慣病の罹患リスクを高めることや、熟成ホップ由来苦味酸の脂肪燃焼メカニズムなどについて解説。また同社マーケティング部長の山形光晴氏が商品概要について説明した。

山形氏は取材に対して「健康強調月間や消費税増税にともなった軽減税率適用のタイミングなども考えた結果、この時期の発売とした。当社としては、市場拡大を図ることが大きな目標となる。この技術は当社にとって重要なものになるだろう。商品に付与したヘルスクレームは、分かりやすくストレートに伝わりやすいのでは。健康需要は大きく、ポテンシャルのある商品と思っている」とコメントした。

発売日より木村佳乃さんを起用した新テレビCMを放映。CMは「お腹まわりの脂肪を減らす」篇で、木村さんの明るいキャラクターを生かした作品に仕上げた。