日本酒と海苔

山本海苔店が日本酒とのコラボイベントを開催した。銘酒に合う様々なおつまみ海苔を紹介するもので、日本酒の魅力を発信する成蹊大学経済学部の女子3人組「ぽんしゅっこ」がプレゼンした。

▼日本で海苔の相方と言えば米であり、海苔産業を“海苔米産業”という業界人もいるほど深い関係にある。一方で、世界の海苔需要で見るとスナックタイプが猛烈に伸びている。特にタイ、ベトナムなど東南アジアは油で揚げた商品がここ10年で大きく拡大した。

▼日本でも海苔のスナック需要を拡大すべく多くの商品が開発されたが、山本海苔店とカンロが02年に発売した「はさみ焼き」が長続きしているぐらい。

▼ネックは価格。さらに現在は相場高騰期であり、余計にハードルは高くなっている。しかし、おいしい日本酒を飲むための、おつまみ需要であれば少々高くても手は伸びる可能性もある。海苔は副食材として組み合わせの妙で生きてきた。また、当日は同社特製の焼きのり箱(培炉)も発表した。海苔を温めるだけの小箱だが、粋な小道具も味わいの一つだ。