“リアル”な提案で成果を 加藤産業総合展示会

加藤産業は11~13の3日間、神戸国際展示場でグループ総合食品展示会を開いた。メーカー467社が出展、全国の得意先約5千500人を招待した。メーカーの内訳は加工食品215社、低温147社、酒類105社。

独自提案を展開するソリューションコーナーでは「消費者志向の“リアル”な売場」をテーマに、「実際に成果へとつながり、高評価を得た事例」(社長室・太田茂治室長)を集めて紹介した。例えば、クロスMDでは課題となる部門間の連携強化や継続的な提案を実現するため、販促計画などの実例を挙げた。また、トレンドカテゴリーの売上拡大に向けては、飲用酢にスポットを当て年代ごとに支持の高い商品を集めて棚を提案した。

消費増税を半月後に控え、各部門では増税後に予想される内食需要の増加や節約志向の強まりに向けたメニュー提案に力が入れられた。

グループ合同提案のコーナーでは、ケイ低温フーズが扱うチルドおでんとカツオのたたきを試食提供し、日本酒を用意。三陽物産営業推進部の石井聡部長は「家庭での食事は和食が多い。これを機会に家飲みでも日本酒をたくさん飲んでもらいたい」と期待する。同様に酒類ゾーンでも冷食の餃子やつくねにビール、レモンサワーなど約20の酒類を組合わせ家飲みを喚起した。

メーカー協働企画のコーナーでも増税対策をテーマに、家庭で簡単に調理できる外食メニューや、節約しつつハレの日気分が味わえる米飯などを各社が提案した。

自社ブランドコーナーでは主力のジャムをはじめ、乾物、輸入商品などカテゴリー別に商品を紹介。好調なスープは新製品のパウチタイプや低カロリーで人気のこんにゃく麺など、さまざまなオリジナル商品を集め品揃えの広さをアピールしていた。