「ヤクルト」海外へ 39の国・地域に拡大

ヤクルト本社が海外展開を加速させている。7月から全米での販売に向け順次販売エリアを拡大したのに続き、8月1日からミャンマーでの販売を開始した。昨年4月にはアラブ首長国連邦(UAE)での販売も開始しており、日本を除く販売エリアは39の国と地域に拡大してきた。同社は現在、2020年度を目標とする「Yakult Vision 2020」(2011~2020年度)の「第3フェーズ計画」(2017~2020年度)を進行中で、2020年度の海外販売本数(1日当たりの平均)3千300万本(16年度比約18%増)を目標に掲げている。

ミャンマー ヤンゴン等で販売開始

ヤクルト本社は8月1日から、海外子会社のミャンマーヤクルトを通じ、ミャンマー連邦共和国で乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売を開始した。

同国の最大都市であるヤンゴン市とその周辺エリアを対象に、店頭と宅配により「ヤクルト」単品(80㎖、約21円)と5本パック(80㎖×5、約105円)を販売する。今年8月から12月までの販売目標は1万8千530本(1日当たりの平均)。

ミャンマーヤクルトは、2016年4月の設立後、ヤンゴン市郊外のティラワ経済特別区に工場を建設し、製造販売開始に向け準備を進めてきたが、このほど工場が完成。販売準備が整ったことから販売を開始するもの。ヤンゴン市とその周辺での販売状況に応じ、順次、販売エリアを拡大していく予定。

米国 販売エリアを全土に

アメリカ合衆国では、100%子会社のアメリカヤクルトにより、販売エリアを順次、米国全土に拡大する。

アメリカでは、カリフォルニア州で本格販売を開始し、順次販売エリアを拡大、現在は34万1千322本(1日当たりの平均販売本数/2018年)を販売しているが、今般、米国東部での営業を開始したことから、販売対象エリアを米国全土に拡大し、米国でのさらなる実績向上につなげていく狙い。

販売対象品目は「ヤクルト」と「ヤクルトライト」の5本パック(80㎖×5)で、販売価格は2.99ドル(約322円/6月末レート)。スーパーマーケットなど店頭での販売となる。