食べる豆乳やホット豆乳も 生産量40万tに自信

豆乳メーカーの下半期に向けた戦略が固まった。昨年までの勢いにのってメーカー各社は引き続き戦略を強め、豆乳飲料の新製品を中心に、食べる豆乳やホット豆乳などで活性化を図る。

日本豆乳協会は17日、2019年度の活動計画を発表した。昨年度の豆乳類の生産量は前年比約7%増の36万3千tを達成し、過去最高の生産量を記録。重山俊彦会長は、「豆乳が発売されて43年が経過し、社会的地位が上がった」と指摘した。

今年4~6月期の生産量も前年同期比110.6%の10万3千900t(速報)を達成し、3か月間で初めて10万tを突破。6月までの天候不順や大型連休で行楽地への需要分散による消費減が懸念されたが、豆乳アイスなどが加わったことで勢いを加速。その結果、上半期の2ケタ増や今年度の生産量40万t乗せも見えてきた。

「会長に就任して10年目を迎え、当初から生産量を50万tにしたいと言ってきたが、それも難しくはなくなった。今後、年間2万5千tずつ増えれば、10年間で25万tになり70万tが見えてくる。業務用マーケットを広げ、10人に一人が飲めば十分にマーケットが作れる可能性を秘めている」とし、自信を強めた。だが、それには「安全な商品を担保とし、お客さまに安心感を持ってもらうことと、牛乳の代替ではなく、技術開発により豆乳の良さをどう生かすかが重要」と課題も指摘した。

日本豆乳協会は19年度、豆乳による食育活動を中心に、さまざまな啓発活動を実施。「いつでも、どこでも豆乳生活をテーマに、さまざまなイベントやコミュニケーションツールを通して豆乳の特徴や優位性を訴求」(川村良弘事務局長)。具体的には「第6回豆乳レシピ甲子園」「第7回豆乳資格検定」「第4回スポーツ×豆乳キャンペーン」などを行う。