プラ資源循環宣言 全清飲、具体化急ぐ 河野専務理事が意欲

5月着任した全国清涼飲料連合会(全清飲)の河野敦夫専務理事は1日、全清飲の活動についてこう抱負を述べ、昨年11月に「清涼飲料業界のプラスチック資源循環宣言」を発表し海洋プラスチック問題にいち早く対応している全清飲の体質を引き継いでいく考えを明らかにした。

今後の優先課題としては同宣言に則った活動を挙げる。「宣言をして、これから具体的なアクションをどんどん進めていかなければならない。会員企業さまに先んじて全清飲がスピーディーに提案していく」と意気込みを語った。

自身の強みについて問われると「あまり動じないこと」と回答した。

河野専務理事は84年に大塚製薬に入社し、88年からの販売促進部時代や00年からのカロリーメイトプロダクトマーティングマネージャー時代に失敗や困難に直面しつつも、エビデンスをとりながら新しい切り口の創出に取り組んでいった。

コミュニケーションにも携わり、「カロリーメイト」ではダイエット訴求から10代に寄り添う内容に転換し販売拡大につなげ、「カロリーメイト」担当の最後の年となる02年には「カロリーメイトゼリーアップル味」の発売に携わった。

その後、開発部では「ボディメンテゼリー」のコンセプトづくりに取り組み、「ボディメンテゼリー」の独自成分である乳酸機B240のエビデンス取得に貢献した。

続いてポカリスエットプロダクトマーケティングマネージャー時代には「ポカリスエット」発売30周年を記念した大規模プロモーションの旗振り役となった。

11年には仙台支店長には赴任し、その2か月後に東日本大震災が発生。その翌日の3月12日から緊急支援物資の提供を開始し、倉庫にあった「ポカリスエット」「カロリーメイト」「クリスタルガイザー」「ボンカレー」など計1万3千ケース強をすべて放出、250を超える施設に営業車で直接配り回った。「1週間くらいで底をついてしまったが一番必要な時に早く届けることができたと思っている」と振り返った。