レトルト食品、生産量は過去最高の37万9千t カレー、丼の具が牽引

18年(1-12月)のレトルト食品国内生産量は、前年比1.3%増の37万9千521tで過去最高を更新した。総生産量の4割を占める「カレー」が3.5%増となり、全体を牽引。親子丼や牛丼の具など「食肉野菜混合煮」や「マーボー豆腐の素」も2ケタ増と伸長。「料理用調味ソース」や「シチュー」も前年を上回った。外食・中食の人手不足や、家庭内での簡便・時短ニーズの高まりを背景に、レトルト食品の需要拡大が続いている。

最大品目のカレーは16年に15万tを突破した後も順調に拡大。17年の2%増に続き、18年は3.5%増、約5千tの増加となり、過去最高を更新した。

親子丼や牛丼の素などを中心とする「食肉野菜混合煮」は18.3%増。こちらも過去最高を更新した。「マーボー豆腐の素」は11.2%増。マー活ブームの追い風もあり、16年9%増、17年4.8%増に続き、3年連続のプラスとなった。

そのほか、前年を上回ったのは「シチュー」14.6%増、「料理用調味ソース」1.7%増。「パスタソース」や「つゆ・たれ」などは前年を割り込んだが、「カレー」「丼の具」などの伸長が全体をカバーした。