「食の産学官連携」鹿児島大学講演会 のご案内
昨今、健康志向や環境・SDGsなど「食」をめぐる価値観は大きく変化しています。こうした中、産・学・官が有機的に連携し、それぞれの知見・リソースを活用した付加価値の高い「食」の創造は、食品産業を活性化する上で重要なテーマの一つと思われます。
今回、弊社が開催する「食の産学官連携」講演会には、「食料生産額全国2位」という鹿児島県の特性を活かし、地域の活性化・課題解決に積極的に取り組まれている鹿児島大学(南九州・南西諸島域イノベーションセンター、農学部)より講師をお招きしました。
伝統野菜「桜島大根」の復活における地域連携、再生水による「カリウム低減野菜」の実現・社会実装など、食・農を軸とした研究成果・具体的事例をご発表いただきます。
本講演会は、産学連携・地域活性化に向けた方向性を理解できる絶好の機会と思われます。また、大学の産学連携責任者や研究者の方々との「出会いの場」としてご活用いただければ幸いです。
経営企画・広報・マーケティング部門のほか、商品開発・研究部門など多くの方々のご来場をお待ちしております。
講演内容
①「鹿児島大学における食・農の産学連携活動 ~南九州・南西諸島域イノベーションセンターの紹介~」
南九州・南西諸島域イノベーションセンター長 特任教授 藤枝 繁氏
温帯~亜熱帯,南北600km,有人離島数全国1位という多様なフィールドを背景とした食料生産額全国2位という地域特性を活かし,地域活性化の知と人材育成の中核的拠点として活動する鹿児島大学を紹介します。
②「桜島大根の強みを活かした地域展開」
農学部農学科 研究教授 加治屋 勝子氏
血管の健全性を追い求める中で運命的な出会いをした桜島大根。鹿児島県の伝統野菜でありながら、鹿児島県ではほとんど食べられていません。大学での研究成果を活用して、地域と連携した桜島大根の復活劇をご紹介します。
③「カリウム低減野菜(慢性腎臓病向け食材)の多様化と作出コストの削減を目指して」
農学部農学科 准教授 渡部 由香氏
再生水を肥料液として用いる礫耕栽培法により、根菜類も含めた様々な種類の野菜についてカリウム低減化に成功しました。慢性腎臓病患者向けに安価で多彩な食材(療養食素材)を提供できるよう社会実装を目指します。
開催概要
■主 催:株式会社食品新聞社
■日 時:令和6年9月17日(火)14:00~16:30
※当日は13:30より受付を開始いたします
※オンラインでのライブ配信も行います
■場 所:TKP東京駅カンファレンスセンター・2Bルーム
東京都中央区八重洲1-8-16新槇町ビル(東京駅八重洲中央口徒歩1分)
■定 員:会場参加は定員(50名)になり次第、締め切りとさせていただきます
■参加費
会場参加:お1人様 5,500円(税込)
オンラインライブ配信:お1人様 3,300円(税込)
■スケジュール
14:00 主催者より開会挨拶
14:05 鹿児島大学ご講演(発表1・発表2・発表3)
15:35 質疑応答
15:50 事務局よりご案内
16:00 講師とのお名刺交換など
16:30 閉会
お申込み
9月6日(金)までに下記「参加申込」ボタンをクリックの上、申込フォームへ必要事項をご記入ください。
※当日受付にてお名刺を頂戴いたしますので、ご用意下さい。
※お申込みいただいた後、請求書を送付致します。(お支払いは銀行振込のみとさせていただきます)
※お支払は開催日前日までにお願い致します。
※オンラインライブ配信に参加の方には、参加費のお振込み確認後、開催日前日までにURLを送付いたします。配信はZoomを使用いたします。
※WEBからのお申込みが困難な場合は、下記「FAXでのお申込み」ボタンをクリックして用紙をダウンロードいただき、必要事項を記載の上、MailかFAXでご送付ください。
お問合せ
イベント内容・お申込みに関するお問い合わせは下記フォームよりお願いいたします。