サントリー食品インターナショナルの炭酸水「サントリー天然水SPARKLING」が業務用市場で拡大している。
取材に応じた内貴八郎取締役専務執行役員SBFジャパン社長は「業務用ルートでもかなり伸長しており、スーパーチャネルでの割材提案でも伸長している。業務用では、バーテンダー協会のキーマンの方々からの口コミを通じてバー業態など多方面に広がりをみせている」と説明する。
同商品は、割材としてのおいしさを追求した炭酸水。炭酸水の割材需要に対応して割材で選ばれることが直飲みにも波及するとの見立てのもと売5月28日に発売開始された。
割材需要の取り込みにあたっては、ハイボールなど酒や飲料の割元のおいしさを引き立たせることが差別化につながると考え、サントリーグループの酒類の知見を取り入れて開発された。
「サントリー天然水」にガス圧をかけて、独自のイオン技術で実現した細かく大量の高密度の泡が特長となっている。なお既存品と比べて最高レベルのガス圧に変更はなくミネラルを増量した。
ミネラルの添加により、氷に注いでも炭酸の刺激を維持しやすく、ウィスキーなどの酒類を割った際には、酒が本来持つ香りやコクを引き立てるような中味になっている。
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