伊藤園は「お~いお茶」で、大谷照平選手と昨年交わしたグローバルアンバサダー契約に加えて、MLBと大谷「お~いお茶」で、大谷照平選手と昨年交わしたグローバルアンバサダー契約に加えて、MLBと大谷ナーシップ契約を締結して、米国全土の需要を深耕する。
1月21日、発表会に臨んだ伊藤園の本庄周介副社長は「これからいろいろな展開を仕掛けていく。新しい展開としては、日本国内でもMLBマークのキャンペーンができる。今後、米国での効果が一番大きく、全米30球団それぞれのエリアでの販促の展開を含めて現在プランニングを練っている」と語る。
今回の契約で、日本と米国でMLBを活用したプロモーションとロサンゼルス地区でドジャースを活用したプロモーションが可能となる。

伊藤園は、1987年のハワイ進出を皮切りに米国に進出。2001年にはニューヨークでグループ会社・ITO EN (North America) INC.を設立して北米で事業を開始し、現在は南部・テキサス州に移転し全米で活動している。
「テキサス州はテキサス・レンジャースの本拠地であるため、MLBとの契約は全米で活動していくために活用していきたい」と述べる。
2001年から展開している西海岸では、健康志向の高まりにより「お~いお茶」や緑茶への支持が拡大。
「シリコンバレーのIT大手さまのカフェテリアには(「お~いお茶」が)全部入っており、“緑茶を飲んでいると格好いい”というイメージもあり西海岸では非常に伸びている。これを考えると(全米展開は)非常に可能性が高い」と期待を寄せる。
なお、日本では、大谷選手やMLBを活用して少年野球にもアプローチしていく。
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