UCCグループは10月8日、初のサステナビリティレポート「UCCグループサステナビリティレポート2024」を発刊した。
UCCグループ社員のサステナビリティ活動への意識を高め、国内外のステークホルダーとの協働・共創をより力強く推進していくのが発刊の狙い。
これにより、UCCグループ社員のサステナビリティ活動への意識を高め、国内外のステークホルダーとの協働・共創をより力強く推進していく。
発刊日、都内でメディア向けイベントが開催された。
冒頭挨拶したUCCジャパンの上島昌佐郎社長は、2022年に制定した「UCCサステナビリティ指針」が発刊の背景とした上で「発刊そのものが目的ではなく、一般のお客様、お取引先様、サプライヤー・生産者の皆様、関係団体の皆様とのコミュニケーションを促進し、我々のバリューにも掲げる協働・共創のきっかけにするのが今回の発刊の大きな目的」と語る。
「UCCサステナビリティ指針」では「2040年までにカーボンニュートラルの実現」「2030年までに自社ブランド製品を100%サステナブルなコーヒー調達にすること」などのグローバル目標が設定されている。
これらの目標達成に向け、ステークホルダーとの協働・共創の加速のイメージについて、里見陵執行役員サステナビリティ経営推進本部長は「これまでにも協働・共創をやってきたという自負に加えて、まずは従業員の活動を加速させる。グローバルでも様々な協働・共創をしており、このような事例をまとめた情報があるのとないのとでは全く違うため、レポートで皆さんに周知していく」と説明する。
イベントでは、レポートからピックアップした以下の2つのサステナブル活動が対談形式で紹介された。
――「コーヒー産地との協働・共創」登壇者:タンザニア連合共和国駐日特命全権大使のバラカ・ハラン・ルヴァンダ閣下、コンサベーションインターナショナルのアメリア・ジュール カントリーディレクター、 UCC上島珈琲の中平尚己農事調査室長
――「水素社会実現に向けた挑戦と協働・共創」登壇者:トヨタ自動車の濱村芳彦水素ファクトリ―チーフプロジェクトリーダー、UCCジャパンの里見氏、Earth hacksの石崎健太マーケティング企画部部長