雪印メグミルク 家庭用137品値上げ うち5品は減量も

雪印メグミルクは4月1日から、家庭用乳食品・市乳商品計137品の価格改定(容量変更含む)を実施する。穀物・エネルギーの高騰等による生乳生産コストの急上昇を受け、4月から生乳取引価格を引き上げることで生産者団体と合意したほか、外食産業の復調や生産コスト上昇などを背景に国際乳製品相場が高騰していることから実施を決めた。

対象商品は、バター・油脂・プロセスチーズ・ナチュラルチーズ・ピザクラスト・ピザソース・練乳・スキムミルクの乳食品が83品、市販用の乳酸菌飲料・清涼飲料・ヨーグルト・デザート・クリームが51品、宅配用の牛乳・乳飲料が3品。改定率は、乳食品が4月1日特約店着分から希望小売価格で3.1~19%引き上げ、容量変更の対象商品は5.9~10%減量する。市乳商品は市販用を4月1日出荷分から希望小売価格で3.8~18.2%、宅配用を出荷価格で7.9~17.9%引き上げる。

主要商品の税別新希望価格は「雪印北海道バター」(200g)が460円(現行410円)、「北海道雪印100さけるチーズ(プレーン)」(50g)が255円(同220円)、「MBPドリンク」(100g)が140円(同130円)、「ナチュレ恵megumi」(400g)が270円(同260円)など。

価格改定と内容量変更のどちらも対象となるのはスライスチーズとカマンベールチーズ計5品で、「スライスチーズ(5枚入り)」は230円から260円、内容量が85gから80gとなり、「雪印北海道100 カマンベールチーズ」は560円から590円、50gから45gに変更する。

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