「日東紅茶 ロイヤルミルクティー」拡充 トレンドや拡大傾向受け「はちみつ」と「デカフェ」が登場

 三井農林は秋冬のスティックプレミックス商戦に向けて「日東紅茶 ロイヤルミルクティー」を拡充する。

 これまでエクステンション品として発売した「あまおう」などの販売好調を受けた動き。

 はちみつのトレンドを受けて新たに開発したのが「ロイヤルミルクティーはちみつ」(10本入り)で、同商品を担当する企画本部商品企画・マーケティング部商品企画室の宮尾浩司氏は「『ロイヤルミルクティー』のエクステンションは人気で、トレンドのはちみつと掛け合わせれば大きなチャンスになる」と期待を寄せる。

 同商品は、国産紅茶葉と北海道産全粉乳を使用した「ロイヤルミルクティー」に国産粉末はちみつを使用したもので「口残りせず、さっぱりとした甘さに仕立てた」という。

企画本部商品企画・マーケティング部商品企画室の宮尾浩司氏 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
企画本部商品企画・マーケティング部商品企画室の宮尾浩司氏

 家庭用紅茶市場で販売金額が2017年からの5年間で1.9倍に拡大しているとされるデカフェ・カフェインレス商品にも着目して「ロイヤルミルクティーデカフェ」(10本入り)も新発売した。

 同商品は、無香料の自然な香りとやさしい味わいのカフェインレスミルクティーを謳った前身商品の「日東紅茶 カフェインレスミルクティー」との差し替えとなる。
 「カフェインレスミルクティー」はカフェインレスミルクティーの家庭用商品でトップシェアを握っていたが、消費者からのおいしさに関する不満の声が寄せられ、今回これに対応した。
 「『カフェインレスミルクティー』は無香料をウリにした商品だが、無香料だから買われているわけではないことが分かり、おいしさを重視した。ゼロベースで味の作り込みをした」と振り返る。

 「ロイヤルミルクティーデカフェ」は、北海道産全粉乳や香料を使用し、デカフェ紅茶全般にいわれる香味の物足りなさを解決。「『ロイヤルミルクティー』ならではの紅茶の華やかな香りとやさしい甘みが感じられるミルクティーに仕上げた」と胸を張る。

 1杯(12.5g)あたりのカフェイン量は、前身の「カフェインレスミルクティー」と同じカフェイン0.001g未満。

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