「富士宮やきそば」が缶詰に!? 地元の味を全国へ ホテイフーズ

ホテイフーズコーポレーションは、地元静岡の名物「富士宮やきそば」を再現した缶詰を8月から全国発売する。やきそば缶詰は業界初。代替麺ではなく、小麦粉の麺を使った本格的な富士宮やきそばが、いつでも手軽に楽しめる缶詰として話題を集めそうだ。

ご当地麺として全国的に知られる、富士宮やきそばはコシと弾力ある麺が特長。缶詰で麺といえば、こんにゃくなどを使用した代替麺を使うことが多いが、「静岡の企業として地元の味を全国の人に楽しんでもらいたい」との想いから、小麦粉麺を使用したやきそば缶詰の開発に着手。富士宮やきそばの特長である、太めでコシと弾力ある麺にこだわり、肉かす、イワシの削り粉であるだし粉を使用し、富士宮やきそばアンテナショップ監修の本格的な味わいに仕上げた。

富士宮やきそばの食感を缶詰で再現するため、麺の水分量や卵白の量などを調整。試行錯誤を重ね、缶詰だけのために麺を作り、味付けは3種のソース(ウスター、中濃、粉末)を組み合わせ、酸味と甘みに微かなスパイシー感のある濃厚ソースを使用。具材は定番のキャベツと肉かすで、本格的な富士宮やきそばを再現した。

内容量110g、参考小売価格は税別500円。賞味期間は常温36か月。サービスエリア、道の駅、駅売店、ECサイトなどで販売。初年度目標は3千ケース(7万2千個)。

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