手をかざすとレシピ動画再生 非接触提案へスパイス売場に新ツール ハウス食品

ハウス食品は非接触型の情報発信ツールを活用した洋風スパイスの売場提案を開始した。新ツールは手をかざす操作だけでレシピ動画を再生できることが特徴。

コロナ禍で洋風スパイス市場が伸長する一方、情報発信については感染防止への配慮の観点から新しい方法の確立が課題になっている。同社はこうした課題を解決する新ツールを活用した洋風スパイスの売場提案や情報発信を強化する。

洋風スパイスの売場では、以前からレシピ提案などの情報発信が重要になっていたが、コロナ禍での量販店の店頭では、試食や推奨販売の実施が難しく、情報発信やコミュニケーションについて新しい方法の確立が急務になっている。

ハウス食品は、レシピ動画を選んで再生できるツールとして、タッチパネル式のツールを導入していた。しかし、コロナ禍で別のツールについての相談や問い合わせが多く寄せられていることから、デジタルサイネージを得意とするimpactTVと非接触型の情報発信ツール「スパイス・エア・サイネージ」を共同開発した。

「スパイス・エア・サイネージ」は、専用什器に組み込んだセンサーに手をかざす操作をするだけで、最上段のモニターに「GABAN」スパイスのレシピ動画を再生できることが特徴。動画は6種類、モニターはインパクトのある「GABAN」カラーで、情報発信と感染防止への配慮を両立させたツールとして活用する。

同社は6月から「スパイス・エア・サイネージ」の店舗導入を開始した。導入店舗からは「洋風スパイスの販売金額は前年同期比約1.5倍となり、ほかのカテゴリーよりも大きく伸びた。洋風スパイスを新しい見せ方で展開することができた」といった声が寄せられている。

ハウス食品は今後も時代に合わせ、スパイスを使う楽しさや選ぶ楽しさを訴求できる売場展開に取り組む。