サントリー 料飲店向け飲料リターナブル瓶終売 100%リサイクルPETに切り替えて環境対応を加速

「リサイクル素材使用率50%以上」の目標を3年前倒し

サントリー食品インターナショナルは、国内料飲店向けの飲料リターナブル瓶製品を終売し1月から100%リサイクルペットボトル(PET)に順次切り替えて販売している。

循環型社会の実現に向けて環境対応を一層強化していくのが狙い。

リターナブル瓶から100%リサイクルPETに切り替えることで、リターナブル瓶の洗浄の際に使用する大量な水や使用済み瓶容器を工場に輸送する際に生じるC02を削減する。 

サントリー食品では、国内飲料に関してはリターナブル瓶を繰り返し使うよりも、「ボトルtoボトル」リサイクルのほうが環境負荷低減につながると判断。

「ボトルtoボトル」は、使用済みPETを再び同じ用途で使用可能なPETに戻していくリサイクル手法で、使用済みPETを繊維やトレイにして一度だけ再利用するカスケードリサイクルに比べ、よりサステナブルな取り組みとなる。

使用済PETの回収に関しては19年から行政と連携した効率回収実験などに着手し、今後もさまざまな自治体や業界を超えた連携などに取り組み「ボトルtoボトル」リサイクルの更なる推進を図っていく。

サントリーグループは、12年に国内の飲料会社で初めて100%リサイクルPETを導入。

19年に「プラスチック基本方針」を策定し、30年までにグローバルで使用する全てのPETに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで化石由来原料の新規使用をゼロにする100%サステナブル化を目標に掲げている。

25年までの中期目標では、国内飲料事業における全PET重量の半数以上に再生PET素材を使用することを目指し「ボトルtoボトル」リサイクルを推進している。

1月22日、リサイクル素材使用率が昨年26%に達し、25年までの「50%以上使用」の目標を3年前倒しの22年に達成する計画が明らかにされた。