伊藤園初! からくり自販機 羽田空港に設置 緑茶ができるまでを紹介

伊藤園は16日、同社初の試みとして羽田空港第1ターミナル2階出発ロビーにオリジナル自販機「お~いお茶 からくりマシーン」を設置した。

同自販機は、購入ボタンを押すと「お~いお茶」500mlPETが提供されると同時に、からくり装置とデジタル映像が連動して動き始め、約1分の間、お茶づくりの工程をユニークに表現する仕組みになっている。

“まず外国人に日本のお茶の味を知ってもらい、「お茶といったら伊藤園」の認知向上”をミッションに掲げるインバウンド対応の一環として、18年6月から開発へと動き出し約2年かけ満を持してのお披露目となった。

コロナ禍で訪日外国人が激減してしまい当初目論みから状況は一変してしまったものの「国内外の方を問わず多くの方にお茶をもっと身近に感じていただきたい」と語るのは、今回のからくりマシーン開発の旗振り役となった武田由美CSR/ESG推進部T2020推進課グループリーダー。

日本文化の1つであるお茶の新たな伝え方を考え始めたことが、からくりマシーンの着想のきっかけになったという。

武田由美CSR/ESG推進部T2020推進課グループリーダー(伊藤園)
武田由美CSR/ESG推進部T2020推進課グループリーダー(伊藤園)

「イベントなどでお茶を飲んでもらいコミュニケーションを大切にしながらお茶の文化を広める活動に取り組んでいるが、新たなコミュニケーションのあり方として、日本らしさの1つである自販機の機能を活かせないかと試行錯誤した」と振り返る。

その際、重視したのが楽しさとアナログ。途中、デジタル映像を挟みながら、摘採・殺青(さっせい)・乾燥・火入れの工程を経て急須で抽出された緑茶が提供されるまでを、からくり装置でコミカルに表現した。

サイズは通常の自販機2~3台分で、幅2m×奥行90cm×高さ2・1mの構造。からくり部分は、中の構造がみえるようにクリアパネルを使用し、乾燥工程では円柱に茶葉が舞い上がる様子が立体的に眺められるようになっている。

軽快なBGMとともにコミカルに動く伊藤園オリジナルキャラクターも見物。「羽田空港内の待ち合わせ場所としても活用していただきたい。多くの方に和んでいただきつつお茶の魅力を知っていただきたい」との思いを込めた。