希少な国産ホップのクラフトビール発売 キリンの飲食店向けディスペンサー「タップ・マルシェ」で

キリンビール傘下のスプリングバレーブルワリー(SVB)は、希少な日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN」を使った「MURAKAMI SEVEN IPA」を、キリンビールが飲食店等で展開するクラフトビール向けディスペンサー「タップ・マルシェ」で22日から通年販売する。また、18日からは樽と瓶をSVB東京・横浜・京都の各店舗と、キリンオンラインショップ「DRINX」でも販売する(数量限定)。

「MURAKAMI SEVEN」は、元キリンHD主幹研究員の村上敦司博士が育種した希少な国産ホップ。今回の商品はこのホップ由来のいちじくやミカンを感じさせる香りと心地よい苦味が感じられ、上質感のある味わいが楽しめる。海外産ホップにはないという特徴的な香りが好評で、昨年7月に「タップ・マルシェ」で発売(数量限定)したところ、再発売を望む声が多かったことから通年販売に踏み切った。

国産ホップは生産者の高齢化や後継者不足で生産量が落ち込んでいる。キリンビールは国産ホップの産地を守る取り組みとして今年も「一番搾り とれたてホップ生ビール」の発売を予定。また国産ホップの約7割を同社が購入している。18年には農業法人 BEER EXPERIENCE社へ出資しており、国産ホップの持続的生産や地域経済の活性化に寄与するとともに、クラフトビールメーカーへの外販や、クラフトビール分野の育成を通じた経済的価値の創造にもつなげたい考えだ。