キーコーヒー「リキッドコーヒー テトラプリズマ」勢い加速へ 「KEY DOORS+」に加えて刷新 ラッピングトラックで大宣伝

 キーコーヒーは「リキッドコーヒー テトラプリズマ」(リキッドコーヒー)を昨秋新たに立ち上げた家庭用コーヒーブランド「KEY DOORS+(キードアーズプラス)」の傘下に加えて刷新し勢いを加速させる。

 若年層をターゲットとする「KEY DOORS+」として展開することで、ブランド・商品の双方で接点を広げ、より幅広い年代層にアプローチしていくのが目的。3月1日に発売開始する。

 「リキッドコーヒー」は2005年の発売開始以来、拡大傾向にある。低価格のボトルコーヒーが席捲する700ml以上のドライコーヒー飲料市場の中で「リキッドコーヒー」は高単価でありながら販売個数で10位以内に入る。

 リニューアルではパッケージに磨きをかけ、既存購買層に対して新たなブランドのタッチポイントを増やすとともに、同市場に比べ若干手薄な20・30代の購買層の取り込みを目指す。

 パッケージは、「KEY DOORS+」のロゴを新たにデザインしたほかパッケージ中央部の商品コピーを変更し、より品質へのこだわりを表現。

本吉眞紀R&Dグループ設計第二チームリーダー - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
本吉眞紀R&Dグループ設計第二チームリーダー

 2月1日、発表した本吉眞紀R&Dグループ設計第二チームリーダーは「資産である金色のパッケージやキーコーヒーのロゴ、シズル感はそのままに、既存ユーザーを担保しながら新たに『KEY DOORS+』のコミュニケーションをしていく」と語る。

 コミュニケーションの目玉施策として、ラッピングトラックの活用を予定。ラッピングトラックは23年9月から全国のスーパー・量販店を順次訪問して試飲イベントを実施し好評を博している。

 4月から1台から2台体制に拡充し夏場に向けて「リキッドコーヒー」を前面に押し出してアピールしていく。
2台目の車両は1台目よりもワンサイズ大きく、冷蔵庫を搭載し冷やした状態で「リキッドコーヒー」の試飲を行う。

 加えて、エリア限定で「リキッドコーヒー」とラッピングトラックを訴求するTVCMも投下する。

 これにより「リキッドコーヒー」導入店のさらなる拡大を見込む。

 これまでの好調要因については、高品質と地道な店頭活動を挙げる。
 「ドライコーヒー飲料の売場に高付加価値商品がほとんどない中で、我々は20年近く店頭で試飲販売を行うなど地道においしさを伝える活動を行ってきた。コーヒー豆が高騰する中でもご期待を裏切らないよう高品質を守ってきた」と振り返る。

 金色のパッケージも奏功しているという。

 「調査すると、金色がやはり目立つということで“金のコーヒーはおいしい”というところが、いろいろな活動の中ですごく定着して今の販売につながっている」との見方を示す。

 なお、インテージSRI+によると、700ml以上のドライコーヒー飲料市場は23年3-8月、金額ベースで21年同期比約12%増を記録。前年同期比でも1ケタ後半のプラスとなった。

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