コーヒー選びを簡単&楽しく 初心者に好評、3店舗目は下北沢 COFFEE STYLE UCC

コーヒーの産地や焙煎といった情報は、コーヒーエントリー層には伝わりにくく、エントリー層が「コーヒーは難しい」と感じる要因になっている――。

UCC上島珈琲はこの点に着目し、エントリー層が産地や焙煎などを知らなくてもレギュラーコーヒーを気軽に楽しく体験できる物販・カフェ業態の店舗「COFFEE STYLE UCC」を展開している。

「COFFEE STYLE UCC」は18年3月に横浜(神奈川県)、19年3月に吉祥寺(東京都)に出店。ともに好評で1日には小田急線下北沢駅直結の新商業施設「シモキタエキウエ」に3店舗目の下北沢店(東京都)を出店した。

「COFFEE STYLE UCC」の中心的役割を果たすのが、レギュラーコーヒーを1杯分(10g)ごとに真空パックした「CAFE@HOME」というシリーズで、「フォー ビターチョコレート」「フォー スウィートフルーツ」「スタートザデイ」などコーヒーと合わせるのに適した食べ物や飲用シーンを商品名にしているのが特筆すべき点となっている。

食事に合わせて㊧、また時間帯やシーンに合わせて㊨も選べるコーヒー(COFFEE STYLE UCC 下北沢店)
食事に合わせて㊧、また時間帯やシーンに合わせて㊨も選べるコーヒー(COFFEE STYLE UCC 下北沢店)

久保木和彌DTC事業本部本部長は「従来のUCCの延長の真面目なコーヒーづくりに加えて、商品名やパッケージのかわいらしさでキャッチーさを発信したことがライトユーザーに伝わり始めていると実感している」と語る。

8月に阪急うめだ本店で期間限定オープンしたポップアップ店では、1杯分の単品販売を行ったところ、プチギフトとして買われるなど好評を博し全体の売上げの6割を単品販売で占めるようになったという。

プチギフトとしては2個程度でもペーパーフィルターをセットすれば様になるように工夫されている。

ペーパーフィルターをセットにした包装はプチギフトにぴったり。「気持ちに寄り添うシールを多数用意している」と語る木次日向子氏(UCC上島珈琲)
ペーパーフィルターをセットにした包装はプチギフトにぴったり。「気持ちに寄り添うシールを多数用意している」と語る木次日向子氏(UCC上島珈琲)

「ギフト感を演出するため、外装のビニールに貼れるように贈り先への気持ちに寄り添うシールを多数用意している」とDTC事業本部の木次日向子氏は述べる。

新店舗の下北沢店は広さ13㎡とスペースに限りはあるが、物販だけでなく街中の食べ歩きや劇場・ライブハウスの手土産に好適なワンハンドで楽しめるクイックメニューも充実している。

シュガー・シナモン・抹茶の3種類の味から好みのパウダーを選び袋の中でトッピングする「シャカシャカドーナッツ」、沖縄の黒糖カヌレ専門店「ほうき星」と共同開発した「カヌレ デ ショコラ」、モンブラン・小倉抹茶の2種類から選べる「カップ パフェ」、キャラメルソースをトッピングしたプチシュークリームの「シューカップキャラメル 5個入り」を取り揃え、カフェメニューとのセット販売も行っている。

カフェメニューでもFood with Coffeeを意識して「ブラウニーコーヒーミルク」と「チーズコーヒーミルク」の食感系食べ歩きコーヒーを用意している。

ワンハンドで楽しめるクイックメニュー(COFFEE STYLE UCC 下北沢店)
ワンハンドで楽しめるクイックメニュー(COFFEE STYLE UCC 下北沢店)

「CAFE@HOME」の販売では試飲試食を日替わりで用意していく。下北沢店の加藤未麗店長は「『CAFE@HOME』は、相性の良い食べ物などコーヒーエントリー層が選びやすいようにすべてブレンドになっている。コーヒーをまずひと口飲んでからフードを食べてもらうと、よりおいしく感じてもらえるはず」と説明する。

1日から3日までオープン記念キャンペーンを実施。「COFFEE STYLE UCC」の公式LINEアカウントを友だち追加し下北沢店のレジでLINE画面を掲示すると、300人(各日100人)にクーポンが当たるものだった。