名糖産業から「ピーチティー」など粉末飲料 人気フレーバーや映えアイテムも 秋冬新商品

名糖産業は9月2日から、粉末商品の今秋冬新商品・リニューアル商品を発売した。今期(25年3月期)の粉末飲料部門売上は前年比5%超で推移しているが、秋冬商品に向けては人気のピーチフレーバーや寒い季節に需要が高まるしょうがフレーバー、新提案の映え系飲料などを新たに投入。また、重点ブランド「スティックメイト」もパッケージリニューアルを実施し部門活性を図る。(希望小売価格は各税抜)

「ピーチティー」は、国産白桃果汁を加えて仕上げた本格派のピーチティーミックス。紅茶カテゴリーでもレモンに次いで人気のピーチフレーバーで、ターゲット層に据える40~50代の新規顧客開拓を狙う。サイズ・価格は、470g・700円、280g・410円、3P・120円。1杯(13g)当たりビタミンC40㎎が摂取できる。

「星屑紅茶」(5P、400円)は、お湯を注ぐと浮かび上がるあられ金平糖を星屑に見立てた柚子風味の紅茶。20代女性を中心とした若年層の取り込みを図る。

「星屑紅茶」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「星屑紅茶」

同社ではお湯を注ぐとフリーズドライの果肉が花開くようにカップに広がる「とけだす果実の紅茶」シリーズを22年から展開しているが、新商品も同様に目で見て楽しめる華やかさが特徴だ。

しょうがフレーバーは、「あったかしょうが湯アソート」と「しょうが紅茶」の2品を新発売。「あったかしょうが湯アソート」(20本、560円)には、高知県産粉末しょうが使用。「沖縄県産黒糖入りしょうが湯」「ほんのりまろやかはちみつしょうが湯」「爽やかなゆずしょうが湯」「甘酸っぱいりんごしょうが湯」の4フレーバーを詰め合わせた。

一方、「しょうが紅茶」は50代以上をターゲットにした、カフェインレス、食物繊維たっぷりの粉末飲料。はちみつ入りの飲みやすい商品設計で、16P・700円、7P・350円の2サイズを取り揃える。

また1箱で4種のフレーバーが選べる「スティックメイト」シリーズは、パッケージをスタイリッシュなデザインに刷新。「フルーツティーアソート」(24本)、「ジャスミンティーアソート」(20本)、「ティーラテアソート」(20本)、「VCアソート」(20本)の4アイテム(各560円)で、下期も拡売に力を注ぐ。